祭りは最高潮に達し、賑やかな掛け声は
突如静まり返る。
神輿の男衆はかしずき、そのときを待つ。
地響きのような神主の声に、ご神体はゆっくりと還されていった。
松尾大社に御神輿が還られた日、
私たちも、この怒涛の二日間を終えた。
たった二日間が、
どれほどに濃く、充実したかは、
このぐったりとした疲労感が物語っている。
この3人が、こうして今という時に
交差するように出会い、恵まれて、
今日という日を得られたように思う。
なにもかもが、目出度い
愛でたい。
お祭り騒ぎをしたあとの静けさを、
今、それぞれが味わっているところ…。
きっとまた、この先も今日という日を振り返っては、
感激して身震いするような
ただただ、多くの出会いとご縁に
感謝してもしきれません。
この二日間を共にすごしてくださった
すべての方々に心から御礼申し上げます。