2週間にわたるブロギガ展を無事に終え、
翌日、
東近江にある太郎坊宮の山を目指していた。
多くの反省を振り返る間を惜しみつつ、
次の山へ。
想像以上の修験道。
息を切らして見上げれば、
終わりの見えない急階段が空へと続いていた。
「多くの修験道たちが、天狗の太郎坊(たろぼ)さんを目指されてきたんです」
と、山の上で出会った神主さんが、優しい表情で教えてくれた。
新緑美しい山々には、まだ山桜が淡く彩りを添えている。
田んぼにはそろそろ水がひかれ始め、
あぜ道を丁寧に整える農家さんの姿に
わが身のせわしなさを痛感する
明日はどこに向かっているのか
まだ考えずに、今日は眠ろう